いちえやの果物を目にする事は一生に一度かもしれません。

その瞬間瞬間を大切にし、今できる最高のおもてなしをしたい。

そんな"一期一会"の思いを果物にも込めたく、"いちえや"という名前にしました。

小さな農家なので生産量は限られてしまいますが、

十分に手をかけ、満足のゆくものを新鮮なうちにお届けいたします。

いちごはとても繊細です。育てるには「きれいな水」でなければなりません。いちえやでは地域で古くからから飲み水として利用されている湧き水を使用していちごの栽培を行っています。イチゴハウス内で作業をしていると、散歩がてら涼んでる人、水を汲みにくる人、漬物にする野沢菜を洗いにくる人、たくさんの人が湧き水に訪れている風景が見えます。地域で大切にされている湧き水をいちえやでも大切に使い栽培をしていきたいと考えています。

弥生時代から脈々と受け継がれてきてた農業。現代では多くの農薬と化学肥料によって支えられています。決してそれが悪いという訳ではなく、植物をよく知り、害虫の生態を知る事で適宜使用すれば植物を助けることができます。しかし過剰な化学肥料、過剰な農薬散布は地域の生態系に悪影響を及ぼしかねません。これから農業を何百年、何千年と続けてくためにも、いちえやではできる限り環境に負荷の少ない方法を取り入れていきたいと考えています。そして農家自身が1番食べたいと思えるような作物を作り続けたいと思っています。